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Remembering Hitoshi

日時: 7月19日日曜日午後7時から8時30分
講師:中里すみ、
オブザーバー:永野みき
司会:渡辺啓子
場所:ZOOM Meetingを利用し各参加者が自宅からアクセス

参加者: 11名
小倉千恵、太田美奈子、越光桂子、中里すみ、永野みき、早川朋子、松尾明子、松下哲雄、渡辺啓子、竹田あけみ、三村亨(順不同、敬称略)

 
7月19日は、多摩美ニューヨーククラブ創立者でもあり、名誉会長でもある中里斉先生の命日です。この10年経ったこの日に皆と集まり “Remembering Hitoshi”
中里さんは1936年東京都町田市に生まれ、1960年に多摩美術大学を卒業後、ウィスコンシン大学大学院およびペンシルヴェニア大学院で学ばれました。その後ジョンD.ロックフェラーIII世基金奨学金を受け、1968年に帰国して多摩美に戻りました。当時多摩美の教授陣には針生一郎氏、斉藤義重氏、高松次郎、李 禹煥の方々がいらっしゃいました。1971年、中里さんは学園紛争によるストレスから大学を離れ米国に戻り、以後2010年までマンハッタンにお住まいでした。彼の仁瀬英の74歳のうちの45年間をNYマンハッタンでアーティストとして、また良き指導者として過ごしました。

1970年は東京のピナール画廊で初の個展を開催した他、1970年大阪万国博覧会の古河パビリオンで5×25メートルの壁画を制作した。1971年、ニューヨーク市グッゲンハイム美術館の現代日本美術展に出品。東京画廊で、アート・ディーラーの松本武とともに個展を6回開催。1987年には東京の原現代美術館での個展開催、米国での活動は、2007 アーサー・ロス・ギャラリー、ペンシルヴァニア大学、フィラデルフィア、アイス・ボックス、フィラデルフィア、2009 パジエント・ソラヴィーヴ・ギャラリー、フィラデルフィア、NY Coo ギャラリー、ニューヨーク等。2010年には町田市立国際版画美術館で個展を開催したし、2019年には兵庫県立美術館「山村コレクション展覧会」に出品された。

今までの作品や展覧会の様子のスライドショーを見ながら、それぞれの体験や想いでを語る良き時間となった。 中里斉 :https://www.hitoshinakazato.com/
(文:渡辺啓子)

 

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