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    Silk Road Series

 
 
 

シルクロード・シリーズ

シルクロードは、紀元前200年中国の前漢の時代から、中国と欧州をつなぐ4,000マイルに及ぶ陸の(そして後には海も含めた)交易路でした。絹の他、金、翡翠、お茶、スパイスなど、高価な贅沢品が交易品でした。ジャック・ウェザフォード著『Genghis Khan and the Making of the Modern World(チンギス・ハンと近代世界の形成)』はとても興味深い本です。シルクロードはチンギス・ハンの時代に最盛期を迎え、世界史上初めて通貨を作ったのもチンギス・ハンでした。

私のTOPPI(突飛)NYC - シルクロード・シリーズでは、真珠、珊瑚(主に環境配慮の観点からガラス製の模造品)、翡翠、青・白のヴィンテージ/コンテンポラリー・セラミック、骨(象牙ではない)のビーズを使っています。素晴らしい発見のひとつは、仙人と小屋とバナナの葉が本物の種に彫られたビーズの束でした。淡い色から濃い色まで様々な色の切子メノウを見つけたとき、たった一粒の種に掘られたビーズで、中国の山水画が描けるのではないかと想像しました。水墨山水画は、中国・唐代(618-906)に生まれ、南宋時代(960-1279)に仏教とともに日本に伝来しました。ライスペーパーに描かれた水墨画は(ライスペーパーは実際にはコメでできてないですが)、アジア独特の表現形式です。

 

TOPPI (突飛) NYC - sumi nakazato -

 

   
 
 

 
 
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