9月の展覧会

TAKE Solo Exhibition

“in mist”

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2007年9月5日 (水)〜22日(土)

レセプション:9月7日 (金)  午後5−7時30分

開画廊時間 :火〜土 12:00-6:00PM

(閉館日 日曜日・月曜日)

TAKE: Solo Exhibition “in mist”

秋の美術シーズンを迎え、NY Cooギャラリーでは、立体オブジェ“しんぱ” をフィーチャーしたTAKEの個展、“in mist”を、9月5日から22日まで開催致します。

 身長160センチ。マシュマロのような、真っ白で丸みを帯びた身体と顔。ふとしたいたずら描きから生まれたという立体オブジェ、“しんぱ”を眺めていると、不思議な親しみが湧いてきます。TAKEの絵画作品にも登場する“しんぱ”は、「作者の気持ちの代弁者、想いを伝えるメッセンジャー」として、見る側との交流に欠かせない存在なのです。
 
 自分の作品を見る人が理屈抜きに心地よい気持ちになってくれる空間を作りたい。自分自身の日常の中で生まれる取留めのない疑問と、単純な心地よさという“漠然さ”を込め、人を笑顔にさせる作品を作りたいー。そう言うTAKEは、「答えのない問い掛けと、理屈のない微笑み」を制作テーマに、精力的に作品作りに取り組んでいます。

 東京を中心に活動を行うTAKEは、展覧会毎に『語り小冊子』を制作、自分の「絵と言葉」の世界を展開しています。1998年には自主映画『道端の空き缶』を制作。時には壁画も描きながら、2006年には小説も執筆しました。
 「俺一人が生きる道くらい、時代に合わせることもないだろう。これまで、いろんな人の意見を聞いてきた。で、いま思うことは、やっぱり好きにやって行こうってこと。自分の流れを信じて、揺れに揺れても絶対に後悔はない」
 様々なツールを巧みに使いながら、あらゆるジャンルを超えて「問い掛け」と
「微笑み」を表現し続けるTAKE。その創作エネルギーは、上の言葉に凝縮されていると言えるでしょう。

 今回個展では、“しんぱ”に加え、20点に及ぶ絵画作品、新作の立体オブジェ
「それでもあるく」(体長25センチの4体が1組)も展示されます。これらの作品に出会った時、あなたは漠然とした心地よさに包まれ、「なんかいいね」と自然に心が和むに違いありません。

NY Coo Gallery