7月の展覧会 2004年

為金 義勝

2004年 7月27日(水) 〜8月14日(土)

レセプション  7月30日(金)5:00-7:00PM

開画廊時間 :火〜土 12:00-6:00PM

 

為金義勝

木版(コラブラフ)

日本の中堅版画家、為金義勝がニューヨークで特に個人的緊密感の持てる新しい画廊でニューヨーク第一回の個展を開催しますので御案内いたします。

為金の版画は木版を主に、凸版、凹版刷りを併用、色彩豊かであり、金箔、銀箔、真鍮箔ありで、越前和線に裏面刷もあると云う技法が想像を超える多様性を持っています。イメージは日本の伝統的装飾性の大胆さとヨ−ロッパ的な物語性を持って見る目を魅了します。言い換えると、伝統を固持し続けながらヨーロッパ文化を受け入れ、新しい方向性を見つけようとする日本文明のある一つの結晶のようなイメージです。

今日、日本の現代版画家達の醸すエネルギーはアメリカでは見られない独特の領域です。為金はその中で育ち、培われましたが、インド、ネパール、パリ等を旅し、修行してきました。今年は文化庁在外研修芸術家としてペンシルバニア大学芸術大学院でアーティスト・イン・レジデンスとして制作に没頭しています。

彼は真の版画家と云う旅人です。そして、道中色々な経験をしながら観察し迷やず自分の道を進んでいます。御一見を、是非、推めいたします

ギャラリーライター 中里 斉

■ 為金義勝 プロフィール

1959 兵庫県西宮市に生まれる
1982 関西学院大学商学部卒業
1986 創形美術学校研究科版画課程修了(‘86−’91同校助手、’96−’03同校非常勤講師)
1991−94 パリ滞在
2003−4  文化庁在外研修員として、アメリカ・ペンシルヴェニア大学美術学部大学院にて研修
現在、日本版画協会会員、日本美術家連盟会員

■ 主な展覧会

1987 第3回西武美術館版画大賞展 (東京・西武美術館)
1990 第57回日本版画協会展・奨励賞 (東京都美術館)
1991 多摩秀作美術展・佳作賞 (東京・青梅市立美術館)
     「世界の版画inカナガワ‘91―東欧と日本」 (神奈川県民ギャラリー)
1992 サンモール・グラフィックアート・ビエンナーレ (フランス・サンモール市)
1993 現代版画国際展 (フランス・エランクール市)
     ヴァルナ国際版画ビエンナーレ (ブルガリア)
1994 ビトラ国際版画トリエンナーレ (マケドニア)
1995 文化庁買上優秀美術作品披露展 (東京・芸術院会館)
1996 さっぽろ国際現代版画ビエンナーレ・大日本印刷賞 (札幌市)
     ベオグラード国際版画ビエンナーレ (ユーゴスラビア)
1997 インターグラフィア‘97―国際受賞者展 (ポーランド)
1998 クラコウ国際版画ビエンナーレ (ポーランド)
     マレーシア国際現代版画展 (マレーシア)
1999 ぶどうの国の国際版画ビエンナーレ・招待出品 (山梨県立美術館)
2002 日本現代版画展 (イスラエル・ハイファ市・ティコティン日本美術館)
     『屏東風情』国際版画展・招待出品(台湾・屏東縣)
      版17・スロベニア展にて日本木版画のレクチャーと実演 (リュブリアナ市)
2003 トラン版画トリエンナーレ・招待出品 (ポーランド)
           クレモナ小品版画展・招待出品(イタリア)

■ 個展

Bunkamura Gallery(東京渋谷・東急文化村)、養清堂画廊(東京・銀座)、
トールマン・コレクション(東京・浜松町)、アートギャラリー・タピエス(神戸)、
レン・ブラウンコレクション(サンフランシスコ)ほか、シアトル、ニューヨーク
、 フィラデルフィア、ニュージャージー、パリ、京都、大阪、名古屋、横浜、小田原、前橋など約40回

■ パブリックコレクション

フランス国立図書館、ボストン美術館(米)、ロスアンゼルス・カウンティ美術館(米)、
ティコティン美術館(イスラエル) 、ニューサウスウェールス州立美術館(豪)、文化庁、
大阪府現代美術センター、クレモナ市美術館(イタリア)